大塚国際美術館&姫路城
2016年 01月 30日
パパとyuki達夫婦4人で参加しました。
国内ツアー旅行はたぶん初めて。
それも飛行機代・ホテル代・食事代そして入館料も含めて29800円。
お昼代と旅行保険、夕食を阿波三昧バイキングに1000円アップして
すべて含めて一人33000円。
安い~!
以前Yukiが同じ大塚美術館を個人旅行で計画したが、かなり高くなってしまい挫折したらしい。
羽田に車を置いて、9時40分発のJALで徳島に。
ヒロちゃんは仕事が入り、夜ホテルにくることになった。
あいにくの天気だったがバスで鳴門公園に行き、昼食。
四国のうどんと鳴門金時のコロッケ、パパは熱燗も。
食事後、渦の道(鳴門大橋。道路下の歩道を歩く)
時間的にうず潮は見られなかったが、かなりの迫力!ところどころ下が見れる。
そしてそこから5分で大塚国際美術館着。
やっと来れた待望の美術館。表には見えないが山一つが美術館。
ここには本物がひとつもない。すべて偽物。
1000点余の陶板で再現された世界中の名画が並ぶ。
長い登りエスカレーターを降りると正面に
あのイタリア・ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂が現れる。
ミケランジェロの天地創造、そして正面に最後の審判。ワクワク!!
陶板とは思えない色合い、風合い。まさにフレスコ画だ!
60分の丁寧な解説を聞きながらスタート。
ボッテチェリ、フェルメール、エルグレコ・・・右をみても左をみてもすごい!!
スペインのエル・グレコ大祭壇画衝立復元
実物はスペインのプラド美術館にあるが、左下1点はルーマニアにある。
つまり世界中で、全部の絵が揃っているのはここだけ。飛行機でスペインから見に来るとか。
もちろん原寸大で衝立の純金とか。
こちらはずっと行きたいと思っていたパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂。
ジョットによる「聖母マリアの生涯」「キリストの生涯」
私が一番見たかった場所。もちろん本物と同じ大きさ。窓まで同じ。
例えばミラノにあるレオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」は
修復前の作品を見て振り向けば、修復後の作品がそこにある・・・そんなことって!
その他にも、ダヴィンチの作品が勢ぞろい。
実際は1点日本に来ただけで、大行列で並ばなければならないのに。
もちろんダヴィンチだけでなく、ミケランジェロもラファエロも
有名な作品みな揃っている。これはヴァチカン・署名の間「アテネの学堂」
そして私のクライマックス。「受胎告知」
なんと受胎告知だけで20点近くある。いろんな画家が描いている。
正面にあのフラアンジェリコの受胎告知。大好きな画。感激!
同じ部屋にピエロデッラフランジェスカやフィリポリッピ、ボッテチェリなどの受胎告知が並ぶ。
こんな画の見方は初めて。
もちろん隣の部屋にはダビンチの受胎告知も。
語りだしたら止まらないくらい。
こちらも大好きなギルランダイオの肖像画
そしてヴェネチアのティツィアーノの「聖母被昇天」
6月に本物見てきま~す!
古代から現代までの名画があったが、ルネッサンスを見るので150分やっと。
モネもピカソもスザンヌも見れませんでした。
そこから5分の「ルネッサンスリゾートナルト」泊。
部屋も食事ももちろんお風呂も、このお値段とは思えないくらい大満足。
何回もお風呂に入り、たっぷり食べて飲んで喋って楽しい夜でした。
そうそう徳島の阿波踊りも見るだけでなく踊りました。
翌日は淡路島を通って姫路城に。
世界遺産となり、美しくリニューアルされていました。
移動はずっとバスで、ところどころお土産を買い
ゆっくり8時の飛行機で帰宅。30分出発は遅れたけどラウンジでゆっくり。
そのうえ1000円出してJALのJクラスにグレードアップ。
そして仕事後、コッコが羽田まで来てくれ
お酒を飲んだパパに代わって家まで車を運転し帰宅。
お天気もあいにくのたった2日間の旅でしたが
徳島あなどれない・・・それ以上にツアー旅行はあなどれないと実感しました。