2023年8月26日土曜日
我が家の新車エイト君のカーコーティングをKeePer LABO佐倉にお願いすることにしました。
10時に納車。3時間はかかるようです。
ただ代車が出せないということで、どうして暇をつぶそうか・・ということになりました。
外は酷暑。でもここで3時間待つ選択肢は私たちには無く、
それなら川村美術館にマーク・ラスコを観に行こうということになりました。
暑い中、お店から約15分。JR佐倉駅まで歩きます。暑い暑い!もう熱中症になりそう。
駅からは川村美術館へは無料送迎バスが出ています。
1時間に2本。東京駅八重洲口からも一日一本バスが往復しています。
バスに乗ったとたん、突然の豪雨。ラッキー!
約20分、緑の中をバスが走ります。
着いた時には雨はほとんど上がっていました。
お庭も素敵ですが今は暑いので即美術館へ。
DIC川村美術館はもう何回も来ています。
佐倉市は小さな街ですが、国立歴史博物館や市立美術館、そして川村美術館があります。
特にここは便利とはお世辞にも言えない立地ですが、いつ来ても素敵な美術館です。
展示室はカメラ撮影禁止なので、ショップで買ったはがきで紹介します。
今回目当てのマーク・ラスコのシーグラム壁画は、
原田マハの「いちまいの絵・生きているうちに見るべき名画」に載っていました。
ダビンチやピカソなど26枚を挙げている本ですが、日本では国立近代美術館の東山魁夷「道」とここだけ。
「わざわざ」行くだけの価値がある美術館と言っています。
第一室にもうルノアールやピカソ、モネ、シャガールそしてレンブラントなどすごい作品が並びます。
その中でちょっと今回気になったのが藤田嗣二。
「アンナ・ド・ノアイイユの肖像」
こちらは「髪を梳く裸婦」
次の部屋は抽象画。カンディンスキー。以前塚本先生の講義を聞きました。
そして、「ロスコ・ルーム」ただロスコの作品のみが空間を覆いつくしている。
ラスコの上のような暖色系の7枚の壁画は圧巻。
これはニューヨーク・マンハッタンの高級レストラン「フォー・シーズンズ」に30枚壁画の予定を
レストランの雰囲気に幻滅し、展示を拒否したもの。世界をまわりまわってその中の7枚がここにあります。
また二階の抽象作品の大作は、私たちにとっては思い出深いもの。
平成7年の東京都図画工作の6年生の教科書にアキとコッコが載り、撮影したのを思い出しました。
ざっと1時間かけて美術を楽しみ、帰りのバスで佐倉駅へ。帰りは私たち二人だけでした。
車屋さん近くまで戻り、ファミレスで時間つぶしにランチ。レストランを出たら道がびっしょり。
またまた豪雨から逃れてセーフでした。
ピカピカになったエイト君に乗って帰宅。
近場でちょっと楽しい小旅行でした。
ついでにもう一つ。
パパの関係でハガキのやり取りをしている大川弘明さんからまたお葉書をいただきました。
大川弘明作「ミノタウロス」(2007)テンペラ
以前もギリシャ神話の絵をいただきました。私もお礼状には必ず好きな絵葉書を送っています。